ホンダは、社団法人自動車技術会から「第54回自動車技術会賞」で、技術開発賞2件で、ホンダのエンジニア10人が受賞したと発表した。
技術開発賞は「追突軽減ブレーキの開発」と「気筒休止エンジン対応ハイブリッドNV制御技術の開発」で、合計10人。
追突軽減ブレーキは、ミリ波レーダーで衝突を事前に予測、自動ブレーキをかけることで運転者の事故回避支援と事故被害軽減を行う装置の実用化は世界初だった。昨年発売した『インスパイア』から実用化した。
気筒休止エンジン対応ハイブリッドNV制御技術は、V6エンジンで、片バンク3気筒走行時での振動と騒音に対し、エンジン振動の伝達を大幅に低減するアクティブコントロールエンジンマウントとこもり音を低減するアクティブノイズコントロールを組み合わせることで大幅に低減し、燃費性能と商品性能を高次元で両立した。