14日に日本で正式発表された5代目となる新型『ゴルフ』。近年、激戦を極めるCセグメントの市場の中で、「ライバルとなるクルマは?」との質問に、VWジャパン、マーケット・プランニング部の正本嘉宏氏は意外な答えをくれた。「輸入車の中でライバルを挙げるとするなら、やはりサイズや価格帯が近いプジョー『307』、走行性能をエモーショナルにアピールするアルファロメオ『147』などになるでしょう。さらに、BMWから発売される予定の『1シリーズ』がリリースされれば、最も手強い相手になると予想されます」とコメント。だが、現状の強力なライバルは意外なメーカーにいるという。それはスバル『レガシィ』。同氏は「ゴルフを購入検討されるお客様は、やはりクルマの走行性能を重視される方が多く、ゴルフ以外の検討車種にレガシィを入れている方がとても多いのです。実際にゴルフの購入する前までレガシィに乗っていたという方も数多くいました。現在の強力なライバルはレガシィと言ってもいいでしょう」と続けた。確かにスバルのクルマ作りには走行性能を重んじた、質実剛健なドイツ車の香りが漂う。しかもスバルにはレガシィよりも上のクラスがないために、レガシィの後には、またレガシィを買うか、輸入車に走るユーザーが多いのだろう。そんな時にライバル関係となるのが『ゴルフVSレガシィ』というわけだ。新型ゴルフも1.6リットルの「E」は国産車からの乗り換えユーザーをターゲットとしており、価格も240万4500円と、レガシィワゴンの主力モデル「2.0R」に比べ、わずかに安い設定になっている。
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