ホンダの新型ミニバン『エリシオン』(13日発表)のデザインモチーフは、大海原を疾走する大型クルーザー。大空間を連想させる「四角」と先進的で走りをイメージさせる「丸(流線型)」の融合がテーマになったという。
大きく傾斜し、また面積がきわめて大きいフロントウインドウは、まさにクルーザーのフロントシールドのイメージ。またピラーがブラックアウト処理され、後方に向かって切れ上がるサイドウィンドウ・グラフィック、ボディを上下にくっきりと二分する深いプレスラインなども、まさにクルーザーのイメージである。
サイズは全長4840mm×全幅1830mm×全高1790mm。特徴的なのは全高の低さ。アルファードの1935mm、エルグランドの1920mmと比べて、100mm以上低い。昨年デビューの現行『オデッセイ』から適用が始まった低床設計のたまもので、躍動感のあるワイド&ローフォルムを実現している。