ジョーダン時代よりもB・A・R・ホンダでの今シーズンの方がクラッシュが多いと一部で批判されている佐藤琢磨。だがB・A・R・ホンダのデイビッド・リチャーズ代表は琢磨の才能を高く評価している。
「タクは本当にアグレッシブなファイターなんだ。彼には大いに感銘を受けるよ。誰かを道連れにすることもないし、相手が誰であろうとアタックしていくんだ」
テクニカルディレクターのジェフ・ウィリスもマシン熟成に対する琢磨の貢献度の高さを評価する。「彼はオフシーズン中にものすごい量のテストをこなした。テストに熱中しすぎて彼をマシンから降ろすのが大変だったぐらい。しかも乗れば乗るほど速くなるんだ」と語っている。