日野自動車は、インディ・カー・シリーズ(IRL)の有力チーム「マールボロ・チーム・ペンスキー」を所有するペンスキーレーシング社とスポンサーシップ契約を締結したと発表した。
スポンサーシップ契約に基づいてマールボロ・チーム・ペンスキーのレーシングカーの車体ノーズ部分、ドライバーのレーシングスーツやヘルメット、ピットの燃料タンクに「HINO TRUCKS」のロゴマークが入る。これによって米国市場を始めとする世界市場で「HINO」ブランドの認知度向上と北米専用トラックの販売増を狙う。
ペンスキーレーシングは、日野が昨年5月に業務提携したPCPホールディングと同様に、ペンスキーグループの一つで、カーレース実績は37年で、インディでは通算120勝を上げている。
日野は米国の主要15都市で転戦するインディが、HINOブランドを米国市場でアピールする舞台ととらえ、日野車の浸透を図っていく。方針だ。日野は米国市場で、2006年度1万台、2010年度3万台の販売を見込んでいる。