IRLインディカー・シリーズ第2戦のコッパー・ワールド・インディ200がアリゾナ州フェニックス郊外のフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催され、ホンダV8エンジン搭載のトニー・カナーン(アンドレッティ・グリーン・レーシング)が今季初優勝を飾った。
予選2位のカナーンは、200周の決勝レースがスタートを切ってすぐ、1周目のターン3でトップに立った。200周のうちの191周でリードラップを記録しての圧勝。
序盤は、開幕戦を制したサム・ホーニッシュ・Jr(マルボロ・チームペンスキー/トヨタ)がカナーンを追う展開。しかホーニッシュは81周目に単独スピン、ウォールに接触し脱落。スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング/トヨタ)が浮上したが首位奪取はならず、2位でチェッカーフラッグを受けた。
ポールポジションからスタートしたダン・ウェルドン(アンドレッティ・グリーン・レーシング/ホンダ)は、スタート直後にチームメイトのカナーンにトップを明け渡したが、粘り強く3位でゴール。
高木虎之介(モーナン・レーシング)は8位完走、2戦連続でシングルフィニッシュ。ルーキーの松浦孝亮(スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング/ホンダ)は開幕戦に続き2戦連続の11位。2戦連続してルーキー最上位フィニッシュだ。