【'04 JAIA】メルセデスのスモールミニバン『バネオ 1.9 アンビエンテ』

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【'04 JAIA】メルセデスのスモールミニバン『バネオ 1.9 アンビエンテ』
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メルセデスベンツのミニバンとして国内デビューしたクルマが『バネオ』だ。前輪駆動でエンジンや変速機の一部がフロアパネルの下に位置する「サンドイッチコンセプト」はAクラスと同様。前から見ればちょっと背を高くしたAクラスそのものだ。日本への導入は「1.9 アンビエンテ」の1グレード。エンジンはA190と同じ1.9リットルの4気筒SOHCで、125psを発生する。

Aクラス同様のフラットな床面は、後席シートを外せば最大で3000リットル(VDA方式)の荷室が出現する。後席シートを装着してもさらに後部には広大な荷物スペースがあるのは、本国仕様ではサードシート装備の7人乗りモデルが存在するため。残念ながら日本導入は現在のところ2列シートの5人乗りのみだ。

床面が高いため、着座位置も高く、姿勢も若干ひざが上がる感じになる。この点は好みの分かれるところ。ただし、ドアの開口部よりも床面が高いため、レジャーユースで汚れた室内のクリーニングにメリットを感じるかもしれない。人やラゲッジを載せることが多いユーザーにとってはうれしい構造だ。できれば、前席左右の間のコンソールがなくなれば、もっと使い勝手はよくなっていたはず。

ところでバネオの価格は320万円。国産車と価格を比べるのは酷だが、この価格なりの質感がもうちょっと欲しい。

《正田拓也》

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