【新聞ウォッチ】トヨタ、F1参戦3年目「初の表彰台目指す」

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年2月20日付

●三菱自工、1050億赤字、3月期予想、3回目の下方修正(読売・8面)

●04春闘、常用産業各社要求出そろう(読売・9面)

●ダイムラークライスラー、小型車「スマート」限定車販売開始(読売・11面)

●三菱自動車 最終赤字720億円 北米販売が低迷(毎日・3面)

●三菱自動車迫られる抜本改革 売れる車開発カギ(毎日・8面)

●トヨタ、今年のモータースポーツ計画、F1表彰台目指す(産経・10面)

●いすゞ、藤沢工場、二交代廃止(産経・11面)

●北海道、タイヤ外れ直撃、3歳児が死亡(産経・31面)

●三菱自「岡崎会長」を発表(東京・8面)

●トヨタ、米に銀行設立、今秋にもネバタ州で開業(東京・9面)

●ダイムラー、北米クライスラーが赤字転落(日経・9面)

●「7%成長、春闘とは別」宗国旨英・自工会会長(日経・11面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車は2004年のモータースポーツ活動計画を発表したが、中でも参戦3年目となるF1レースについては2004年を「飛躍の年」と位置付け「過酷な条件を克服し毎戦入賞と初の表彰台を目指したい」(齋藤明彦副社長)と抱負を語っていた。

ただ、きょうの産経を除くと一般紙ではどこにも掲載されていない。トヨタのF1関連の記事が取り上げられないのは異例のことだが、その会見はきのう19日午後2時から東京・港区の東京プリンスホテルで行われた。

同時刻には、近くの自動車会館内では自工会の宗国旨英会長の定例会見が行われており、また、午後3時からは、三菱自動車が品川の本社で03年度第3四半期連結決算の発表が行われた。

三菱の会見には退任の憶測が飛び交っていたロルフ・エクロート社長が弁明するなど、こちらのほうのニュース価値が大きかったため、トヨタの「初の表彰台」宣言もカゲをひそめてしまった。

《福田俊之》

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