日野自動車は6日、リミッター付き大型トラックの一部に、運転者の意図的な操作によってリミッターが解除できる車両があったとして国土交通省にリコールを届け出た。
2002年9月−04年2月までに生産した『スーパードルフィンプロフィア』、『レンジャー』、『プロフィア』の合わせて1万6110台が対象。
運転者が走行中、特定のセンサーをいじると、リミッターの作動が継続的に解除され、速度が規制値である時速90kmをオーバーするおそれがあるという。
同社はエンジンコンピュータープログラムを書き換えるとともに、リミッターに関係するクラッチスイッチの回路を切断する措置をとる。