【IRLテスト本格化】300km/hオーバーでサイドbyサイド

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アメリカではF1以上に人気のある、インディカー。伝統のインディ500を頂点とする年間16戦のシリーズを、IRL(インディ・レーシング・リーグ)が主催している。

全米主要地域を転戦し、昨年はIRLとして初の海外遠征となる、日本・もてぎ戦を開催。ことしのもてぎは、4月17日が決勝になる。

さて、使用されるシャーシは、イタリアのダラーラと、アメリカのパノス・Gフォースの2タイプ。F1をひとまわり大きくした感じのインディカーは全戦がオーバル(楕円/長円)コースで開催。過激なクラッシュに対応する高度な衝撃吸収構造が駆使されている。

エンジンは3.5リットルV8・DOHC。最高回転数を1万0300rpmに制御し、推定最高出力は650馬力。トヨタ、ホンダ、GMシボレーがワークス体制で開発を進めている。また燃料は、クラッシュ時の爆発力低減などを目的としてメタノール(メチルアルコール)を使用。タイヤは日本のブリヂストンがファイアストンブランドとして独占供給している。

オーバルコースの種類として、ショートオーバル(1周1.6kmローバンク)、スーパースピードウエイ(1周2.4kmまたは3.2kmのハイバンク)、そして1周4kmの直方形オーバルのインディアナポリスに大別される。

各コース用に厳しい前後ウイングの規定があり、各マシンの走行タイム差はごく僅か。こうした高次元でのイコールコンディション化により、300km/hオーバーの大バトルが実現しているのだ。

《桃田健史》

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