【新聞ウォッチ】ダボス会議開幕、世界を飛び回るゴーン社長

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年1月21日付

●官僚的風土変える、トヨタ磯村副会長死去(読売・8面)

●経産省、ETC駐車場などでも活用、官民共同協議会設立へ(読売・11面)

●交通事故「信号機に気付かず」警官、調書加筆の疑い、書類送検・停職(朝日・39面)

●車を放置、電車衝突、東急池上線(朝日・39面)

●ゴーン氏ら参加、ダボス会議開幕(産経・10面)

●三菱自動車、若い男性を主力顧客に、特別仕様車など8車種発表(日経・13面)

●豊田通商、欧州の拠点2割増、新車販売、2008年に年5万台(日経・13面)

ひとくちコメント

世界各国の政財界のリーダーがスイスの東部に一堂に集まる「ダボス会議」が21日から開幕する。日本からは東京都の石原慎太郎知事、日産自動車のカルロス・ゴーン社長、ソニーの出井伸之会長らが出席する。きょうの産経などが取り上げているが、今回のテーマは「安全と繁栄に向けての連携」で、イラク戦争後の政治・経済の課題について意見交換する。

一方、20日付の英経済紙フィナンシャル・タイムズは2003年版の「最も尊敬される企業50社」を掲載。米電機・金融ゼネラル・エレクトリック(GE)が6年連続で1位となり、3位にはトヨタ自動車が前年の5位から躍進、ホンダが15位に入り、前年50位だった日産自動車も34位に浮上した。

さらに、「最も尊敬されるビジネスリーダー」のなかで 日本企業からはゴーン社長が4位、トヨタ自動車の奥田碩会長が5位、ホンダの福井威夫社長が15位に入っている。ゴーン社長は年末から新年にかけて日本を脱出、世界各地を飛び回っているが、その反動で大晦日に逝去した石原俊・元日産会長の社葬の日取りも未定のままになっている。

《福田俊之》

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