クライスラーのジープブランドは、本来アウトドア、オフロードの代名詞のようなクルマだった。しかしGMがハマーを打ち出して以来、「タフなクルマ」の座を奪われた感がある。
そこでクライスラーが満を持して投入したのが、「プロのレスキュー隊が使用できる本物のオフロード機能を備えた」というジープ『レスキュー』。エンジンはクミンディーゼル(ダッジラムに搭載されているのと同じ)を搭載、ヘビーデューティATとの組み合わせ。
インテリアにゴージャスさはないが、シンプルで機能的、また3Dマッピング、ナビゲーションシステム付き。さらに、シャーシ下にはサーチ用の温度感知カメラも付いている。
クライスラーによると、レスキューはデトロイトでクライスラーが発表した4台のコンセプトカーのうち「もっとも市販の可能性が高いもの」だという。