ホンダ、本田技術研究所和光研究所デザイン部、宇井與志男チーフエグゼクティブエンジニア:「良い悪いではなく、ホンダの方針からは遠いところにいるなと思ったのが日産の『JIKOO』(時空)だ。ホンダではデザインの直接的な手法より、発想にこだわりたい」
マツダデザイン本部、モーリー・キャラム本部長:「第一印象では日産の『JIKOO』(時空)だったが、コンセプトを聞いて納得した」
新ストリームは、ハリウッド女優ほどの大掛かりなフェイスリフトを受け、インテリアの質感もマニキュアして向上した。確かによくなった。
ライフターボのドライバビリティは、ほとんどリッターカーとおんなじレベル。別に特別な新技術じゃないんだけど、これだけターボラグを抑えたってのは、軽エンジンの革命だよ!
三菱自動車デザイン本部、オリビエ・ブーレイ本部長:「公の場で他社を批判したくないので自社製品についていうと、ホンダ『オデッセイ』のパッケージングを『グランディス』に取り入れたいですね」
新型はより広い室内、新開発のリアサス、と新4ATを売りにしている。ま、ホンダが作ってんだから、ハンドリングや性能は相当いいレベルに仕上がっている。
あくまでも軽自動車としての評価になるが、フィットクラスのコンパクトカーと競合し得るクルマとして作られたライフは全体によくできたクルマだと思う。
搭載エンジンは基本的に従来と変わらないが、足回りはアブソルートという新グレードに合わせ、しゃきっとした感じの引き締まった乗り味に変更されたのが好感の持てるところ。
どうなってんのこの顔。もともと俺はストリームのデザインが嫌いだけど、このお面は決定打だ。バランスをすべて無視して、恐ろしい厚化粧をしたもんだ……。
今回の東京国際消防防災展では、在日米軍の各基地に配備されている消防隊が積極的に出展している。使用している消防車(もちろんアメリカ仕様)を屋内スペースで展示するだけではなく、今回は本格的な消火デモンストレーションも実施している。