日本自動車工業会は17日、2002年度の、米国およびEU製自動車部品購入実績を発表した。米国製・EU製ともに、現地生産の拡大により、現地での調達額が増えた。
日産自動車は17日、『エルグランド』など5車種のパーキングブレーキケーブルに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。99年3月から2001年3月までに生産された『キャラバン(ホーミー)エルグランド』、エルグランド、いすゞ自動車『ファーゴフィリー』、『フィリー』の合わせて8万3687台。
国土交通省は、ハンドル型電動車椅子の鉄道駅での取り扱いを統一し、近く鉄道事業者に通知する。電動車椅子は通常の車椅子に比べて重く小回りも効かないため、駅への乗り入れの判断は鉄道事業者ごとにバラバラで、利用者は不便を強いられていた。
ランドローバージャパンは17日、『ディフェンダー』の最新モデルの予約注文を18日から開始する、と発表した。昨年4月に日本に投入した「110」に加え、最上級グレードの「10SE」と、ベーシックモデルの「110S」の2機種を新たに投入する。
英国MGローバーグループの日本正規輸入代理店契約を締結したオートトレーディングルフトジャパン(ATLJ)は17日、新たに「MG Rover Nippon」として、MGローバー車5車種の輸入販売を同日から開始する、と発表した。
マツダは、日産自動車が『マーチ』などに搭載している電動式の4輪駆動システム「e-4WD」を購入することで、製造元の日立製作所と交渉を始めた。日産を含む合意が成立すれば、マツダはマーチと同クラスの『デミオ』に搭載する予定だ。
いすゞ自動車は17日、中国・上海汽車とGM(ゼネラルモーターズ)との3社による大型トラックの合弁会社について、年内に設立できる見通しを明らかにした。現在、中国政府の認可待ちとなっており、近く正式に決まる見込み。
今月に入り、人員削減や増資などの再建策を打ち出したフィアット。しかし、その再建策の柱とも言えるGM(ゼネラルモータース)による自動車部門の買収は、法的に問題があるとの見方が浮上し、再建に暗雲が立ち込め始めている。
トヨタ博物館(愛知県長久手町)では7月18日(金)から9月21日(日)まで、企画展「親子で楽しむクルマランド」を開催する。来場者の人気が高い70年代の国産スポーツカーを中心に、クルマの魅力・楽しさを子供にもわかりやすく紹介する。
ヤマハ発動機は17日、世界で初めて試作した燃料電池スクーターの燃料電池スタックについて、バッテリー大手のYUASAと共同開発を進めていることを明らかにした。今年度中にも始める予定の公道試験などを通じ、両社で技術改良に取り組む。