新型『クラウン』(22日発表・発売)のエクステリアで表現されている伸びやかなスタイリングは、インテリアにも見て取れる。インストルメントパネルの前後左右の大らかな動きは、空間の広がりを出し、エクステリアとの繋がりを感じさせる。
また、スイッチ類が配置されたセンタ−クラスタ−が一段出ることで、動きの中に上質感を生み出し、操作性と視認性も高めている。そのデザインモチ−フはエンブレムにも見受けられる。
“走りのクラウン”はインテリアからも感じられ、シ−トはしっかりとしたシルエットと厚みにより、座り心地とホ−ルド性を両立したデザイン。また、プッシュスタ−トスイッチで行うエンジン始動が走りへの期待を高めている。
しかし走りだけではなく、細部にまで徹底し精緻なつくり込みは忘れてはいない。品質を求め快適さと心地よい空間を目指したのは新型クラウンそのものである。