スズキは、250ccのオートバイ『ST250』と『ST250 E type』(タイプ)をそれぞれ12日、来年1月15日から発売する。
ST250シリーズはストリート系スタンダードモデルを開発のキーワードとし、若者の流行ファッションに合わせたデザインを採用、シンプルで低価格のオンロードスタイルを提案する新型オートバイ。
外観はスポーク式のホイール、ダイナミックな大型ヘッドライト、エンジンの空冷フィンなど、オートバイの伝統的な美しさを追求し、親しみやすく、懐かしさを感じさせる「オートバイらしい」デザインとした。前後18インチのタイヤを装着し、大柄で堂々とした車格を持たせた。
新設計の空冷4サイクル単気筒SOHC3バルブエンジンは、高速めっきシリンダーを採用するとともに、燃焼室形状を変更するなど、燃費、オイル消費量、出力・トルク性を向上した。エキゾーストパイプは、ダイナミックなシングルエキゾーストを採用した。排気音は、単気筒エンジン独特の鼓動感を演出した。
Eタイプは、セルスターターに加え、マニュアルデコンプ式キック始動を装備、タンクには鮮やかなグラデーションのカラーリングとし、ヘッドライト、スピードメーターカバー、マフラーなどに高級感のあるめっき処理を施した。
販売計画は、年間6000台。価格はST250が34万9000円、Eタイプが37万9000円。