デザイン盗用疑惑…GMが中国のチェリーを2度目の告発

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デザイン盗用疑惑…GMが中国のチェリーを2度目の告発
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GMは、傘下のGMデーウ(大宇)が発売した自動車のデザインを盗用したとして、中国安徽省にあるチェリー(上汽集団奇瑞汽車有限公司)を告発した。英『フィナンシャルタイムズ』紙などが報じたもので、GMがチェリーを盗用で告発したのは、今年に入って2度目のことになる。

デザイン盗用の疑惑が持たれているのは、チェリーが発売した小型車『QQ』と『Oriental Sun』で、それぞれGMデーウの『マチス』と『マグナス』にデザインが酷似しているという。

チェリー側は、「さまざまなクルマの良いところを学んだだけ」とのコメントを、同社のウェブサイトに発表している。しかし、チェリーの株式を20%保有している上海自動車工業は、GMの中国での提携先であることを考えると、チェリーの言い分には、信じ難い部分があるのは否めない。

GMは、上海自動車工業に対して、同社の保有するチェリーの株式を売却し、チェリーとの関係を絶つように求めているが、関係する上海省や安徽省政府の許可が必要となるため、すんなりとはいきそうにないようだ。

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