ラスベガスで今週から開催されるSEMAショー(主にクルマのパーツ、アクセサリーなどの展示会)で、GMが2つの新しいハマーモデルを紹介する。
まず、ハマー『H2 SUT』だが、これは2001年のNYオートショーでコンセプトとして出品されたもののプロダクション・バージョン。H2の後部にピックアップベッドが付き、ワンタッチでクローズドの状態からピックアップに変身させることができる。
また、このSUTはインテリアも黒のレザーとアルミが使われ、モダンな雰囲気となっている。オンスターとXMサテライト搭載のナビゲーションシステムもオプションになった。
来年からH2の生産能力のうち1万5000台をこのSUTユニット生産に回す予定だという。
同時に発表される新型『H1』の方は、「軍用車」「うるさい」「インテリアが狭くて不便」というユーザーの声に答え、主にインテリア部分をアップグレード、スエードのシートを採用し、ポケットを多く設けるなど、使い勝手重視の内容だ。また、新型『H1』ではラン・フラット・タイヤが標準装備となっている。