『ビバップ』にはルノーならではの遊び心のあるデザインがちりばめられている。同一ボディでSUVとコンパクトスポーツの2パターンのコンセプトカーを用意する、それが一番のルノーらしさかもしれない。ルノー・ジャポンの商品マーケティンググループ、トマ・ビルコ氏は「小さいクルマでSUVとスポーツという違うトピックのものが作れる、それがルノーデザインです。今のルノーのアイデンティティは小さい、モノスペースの中で面白いものを提案することです」と語る。「エクステリアは水滴をイメージしたソフトなラウンドシェイプ、インテリアは、手にした瞬間のグリップの感触を重視した“タッチデザイン”がポイントです。センターの橋をかけたようなコンソールとアームレストがフロアに開放感を出します。モジュール式リアシートはレールに沿って前席の下にスライドします」「これからのルノーは『メガーヌ』の切り落としたようなリア、マークを生かしたグリルなど、オリジナリティを主張します。やわらかさとフーチャリスティックを合わせ持ったデザインを楽しみにしていてください」と語った。クルマを見ていた女性2人組が「カワイイ」「あのイス、スゴイね」と歓声をあげていた。女性にモテることは人間にとっても、クルマにとっても重大なモンダイなのである。
「今までのルノー車にはないデザイン」6代目となった新型ルノー『ルーテシア』、ファンの注目は“F1由来”の技術 2025年9月11日 ルノーは9月8日、IAAモビリティ2025において、新型『クリオ』(…