カロッツェリア・コーナーにブースを構えた東京アールアンドデー(R&D、東京都港区)では、来春発売予定のスポーツカー『ヴィーマックRD200』を展示していた。同社は電気自動車の開発でも大きな実績があり、東京モーターショーの隠れた常連出展者でもある。
東京アールアンドデーは電気自動車の開発製造ばかりでなく、レーシングカーの開発製造や自動車メーカーや重工業メーカーからの開発業務を受託などのビジネスを展開している。メカニズム開発だけでなくスタイリング提案も行なえるのが強みで、慶應大学の『エリーカ』開発にも協力している。
同社はスポーツカーの製造販売を行なうためにヴィーマックカーカンパニーを設立しており、RD200は東京アールアンドデーで開発され、ヴィーマックブランドで販売される商品だ。
RD200は鋼管スペースフレームに1998cc直4エンジンを搭載する。キャビン後方に置かれたエンジンはホンダ『インテグラ・タイプR』のもので、6MTを介して駆動される。イギリスで生産されることもあって右ハンドルだが、レーシングカーのように運転席の右側にシフトレバーがある。
しかしエアコンやオーディオも装備されるなど快適性も備えており、あくまで公道でも楽しめるスポーツカーを目指している。来春の発売を予定しているが価格は未定。小野昌朗・東京アールアンドデー社長は「息の長い商品にします」と宣言している。欲しい人は、これから貯金を始めてみてはいかが?