【新聞ウォッチ】三菱の燃料電池車『FCV』公道へ

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【新聞ウォッチ】三菱の燃料電池車『FCV』公道へ
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2003年11月5日付

●日米財界人会議、米側「大統領選の争点、貿易では対中国」(朝日・9面)

●トヨタ社員拘束報道を否定 F1チーム関連施設を家宅捜査(毎日・28面)

●燃料電池車、公道走行へ 三菱自工、国交相の認定取得 トヨタ・ホンダを“追撃”(産経・8面)

●高速道路改革大きな岐路、解任巡り作業遅れ(日経・3面)

●奥田経団連会長、円相場安定強く求める 日米財界人会議「企業に大きな影響」(日経・3面)

●自動車用プレス機石川島播磨、台湾大手と合弁(日経・9面)

●ホンダ、低公害車を拡充(日経・9面)

ひとくちコメント

三菱自動車工業が、燃料電池車『FCV』の公道走行試験に必要とされる国土交通大臣認定をの先月末に取得したことを明らかにした。きょうの産経が「週内に発表する」との注釈付きで、経済面で報じている。

FCVは筆頭株主の独ダイムラー・クライスラーの燃料電池システムを導入したもので、今回の東京モーターショーでも参考出品している。

今回のショーでは、「環境体験ランド」と称する燃料電池車などの同乗試乗イベントが付近の幕張海浜公園で実施されている。トヨタ、ホンダ、日産などが究極のエコカーを提供し、会期中、4万人近くが試乗する予定だ。

このイベントにはダイムラー・クライスラーも燃料電池車を提供しているが、三菱はハイブリッドバスを三菱ふそうが提供。もっとも、一部の燃料電池車が途中で故障するなどのトラブルも起こっており、燃料電池車がガソリン車と競うまでには多くの課題をクリアしなければならないだろう。

《福田俊之》

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