【パイオニア『Air Navi』ステージアップ】成長するナビを実証

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パイオニアは1日、今月から実施する通信型カーナビ『AirNavi』のステージアップ計画を明らかにした。地図の大幅更新(メジャー更新)に加え、検索データやアプリケーション、コンテンツなどの一新も図る。

ステージアップは地図データ、検索データ、カーナビ機能、コンテンツ、アプリケーションなどの大幅更新を行うもので、11月中旬から12月下旬に掛けての間、それぞれの項目ごとに分け、段階的に行われる。

地図更新は12月上旬を予定しており、同社製品としては最も新しい地図が使えるようになる。同じタイミングでサーバー側の検索データの更新も行われ、今年3月末に開通した京滋バイパスなどの新しい道路もルート検索の対象に含まれるようになるという。

また、これに合わせて「マップメンテナンス」という新機能が盛り込まれる。これは地図更新後に完成した商業施設や、改良された道路などの情報をメールでアップロードできるというもの。ユーザーから寄せられた情報は現地調査の上、次回更新時に盛り込むようになっている。地元の情報を全Air-Naviユーザーと共有でき、使い勝手をさらに向上させることができるというわけだ。

オンデマンドVICSはさらに使いやすくなり、渋滞ボタンを押すと5分毎に7回、30分に渡って情報を自動取得するようになった。さらには新規ルート探索時にVICSデータを取得し画面に表示し、渋滞情報を考慮して検索したことをユーザーに知らせるようにもなった。

販売方法についても従来の本体・サービス一括提供型を改め、従来型のカーナビのように一般販売店が本体を販売し、ユーザーが個々にパイオニアモバイルネットワークス株式会社とコンテンツ利用契約を締結するという方式に変わった。

本体価格は13万9000円となり、基本サービス料・通信料・消費税を含めた基本サービス利用料は月額1980円。12カ月分を前納する場合は2万1600円(月額1800円相当)となる。

また、有料コンテンツ利用の際にはライブパックで月額300円、ウェザーライブで月額100円、コミュニケーションパックで月額300円の料金が別途必要となる。

《石田真一》

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