三菱自動車工業は29日、9月9日に開幕するフランクフルト・モーターショーに出品するコンセプト・リッターカー『i』を2005年に日本市場に投入する計画を明らかにした。『コルト』と軽自動車の間を埋めるスモールカーとして市場獲得を目指す構えだ。
iは、1リットルエンジンをミッドシップに配置するプラットフォームを採用したコンセプトカー。CVTやアイドルストップ装置の採用とともに、ボディなどにアルミ、樹脂を多く使って軽量化を図っている。
三菱はこのほど、iについてドイツで国際自動車連盟規格の環境試験を実施したが、排ガス、燃費ともに最高格付けの「5ツ星」を取得した。