次期『オデッセイ』&『ラグレイト』後継---ホンダ、上級ミニバン強化

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次期『オデッセイ』&『ラグレイト』後継---ホンダ、上級ミニバン強化
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情報筋によると、ホンダは2003年10月『オデッセイ』をフルモデルチェンジ、2004年春にも『ラグレイト』の後継モデルである次世代ボックス型ミニバンを発売する。従来の商品ラインアップを大幅に強化する内容であり、これによってトヨタの『エスティマ』、『イプサム』、『アルファード』、日産の『プレサージュ』、『エルグランド』路線に対抗させるわけだ。

次期型オデッセイは革命的なコンセプトだという。モデルチェンジは3年10カ月ぶりと現行よりも1年4カ月もサイクルを短縮させる。全高を1550mmと80mmも縮小させてタワーパーキングに入る高さに引き下げる。フロアも低くするから従来モデルと同程度の室内高を確保している。全高1550mmはタワーパーキングに入る高さであり、3列シートミニバンとしては初めての試みになる。

エンジンは4気筒2.4リットルの「i-VTEC」で、200馬力と160馬力とのふたつのチューンがある。200馬力はハイオク仕様で「アブソルート」というスポーツシリーズに搭載する。これまでのV6・3.0リットルは廃止するようだ。

このi-VTECは2004年春に新規投入する次世代上級ボックス型ミニバンにも搭載する。アルファードやエルグランドと異なるのは曲面フォルムのスタイリッシュデザインに仕立てること。背は1700mm近辺と高めとなる。両側電動スライドドアを採用など使い勝手の良さを数多く盛り込んでいる。早ければ4月、遅くとも6月までに投入する方向で開発中だという。

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