ダイムラークライスラー日本は24日、クライスラーブランドの大型セダン『300M』の運転席に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。99年1月から2001年10月までに輸入された99〜2001年モデル、181台が対象。
運転席の背もたれと、背もたれ角度調整装置とを固定するボルトの締め付けトルクが不足しているものがあり、最悪の場合、ボルトが緩んで破損し、運転中に背もたれが倒れるおそれがある。海外市場の情報によるもので、国内では同様のトラブルは見つかっていない。全車両、ボルトを対策品に交換するとともに、ナットを追加する。