今シーズン不振が続くウィリアムズがエンジン・サプライヤーのBMWからかなりのプレッシャーを掛けられていることが明らかになった。イギリスの新聞によると、BMW側はパフォーマンスが向上しないなら契約を打ち切ると迫っているという。しかし、ウィリアムズとの契約が終了する2004年以降も、協力体制を続けていくことで合意している両者。
BMWモータースポーツ部長のマリオ・タイセンは、「我々は2004年以降もF1を続けていく。それは以前から合意されていること。我々がいま話し合っているのは、続けるかどうか、ではなく『どうやって続けていくか』についてだ。最終目標はもっと競争力を上げて、チャンピオンシップ獲得することだからね」とコメント。BMWでは計画していた複数チームへのエンジン供給を断念したことも明らかにしている。