ベントレーモータース・ジャパンは31日、新型ラグジャリー4シータークーペ『コンチネンタルGT』の日本プレビューを行なった。2002年パリサロンで世界発表され、1月上旬のデトロイトショーで北米デビューを果たしたニューモデルが早くも日本登場である。
2003年1月1日より、従来ベントレーとは兄弟ブランドだったロールスロイスの商標がBMWグループへ移管、ベントレーはVW=フォルクスワーゲン傘下の単独ブランドとして新生なった。その第一弾がこのベントレー『コンネンタルGT』である。
VWが基本設計を開発した6.0リットルW12エンジンをイギリスでリファイン、出力は500bhp、最高速度は290km/hオーバー、0-100km/h加速はわずか5秒。ベントレーでは世界最速4シーターを誇る。
生産は年内に始まり、発売は04年春を予定している。発売までまだ時間があるので“プレビュー”となったようだ。販売計画は未定だが、価格は現行ラインナップから推測すると3000万円前後してもおかくしくないが、2000万円前後と予測する向きもある。
日本でのインポーターとなるベントレーモータース・ジャパン代表のティム・マッキンレイは、スポーツ・ラグジャリー市場を創造したい、という。「コンネンタルGTは4シータークーペというユニークな構成だ。最新テクノロジーとクラフトマンシップとが1台に融合している。そしてスーパーカーのデザインと、大人4人とその荷物を積める快適性、実用性を兼ね備える」と語る。