トヨタ自動車は、異業種合同プロジェクト「WiLL」のクルマ第3弾として新型車 WiLL『サイファ』(CYPHA)を発表・発売した。サイファは、トヨタが8月に発表した情報ネットワークサービス「G-BOOK」の端末を初めて標準装備したクルマだ。
トヨタによれば、未来的で愛着を感じさせる内外装デザインと先進のネットワークサービスにより、21世紀の新しいモビリティライフの楽しみ方を提案するという。G-BOOKの普及に向け、車両価格はG-BOOK車載端末付で126万円(2WD車)に抑えるとともに、G-BOOKの利用料金も月550円からとしている。
さらにクルマの新たな買い方の提案として、携帯電話と同様にユーザーが月々の走行距離に応じてリース料金を支払う走行距離課金型リース「P-way」や、ユーザーがインターネットやEメールを利用して、販売店と直接、試乗予約や見積もり依頼などできる「ネットカウンセリング」を設定している。
ラインナップは2WD(FF)/1.3リットルエンジン/4AT(スーパーECT)/126万円と、4WD/1.5リットルエンジン/4AT(スーパーECT)/148万円の2車種。販売取り扱い店はカローラ店、ビスタ店、店頭発表会は11月2日、3日、4日。月販目標は1500台。