【ホンダ『モビリオ・スパイク』発表】これは大型バスか鉄道車両か

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【ホンダ『モビリオ・スパイク』発表】これは大型バスか鉄道車両か
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『モビリオ・スパイク』は、7名乗車の『モビリオ』と基本構成部品を共用しているが、スタイリングはまったく異なる。

モビリオがボディをスクエアにデザインすることで7名乗車のスペースを主張しているのに対して、スパイクはボディ前後を絞り込んでいる。また細部のテイストも、ホンダの軽ミニバン『That's』(ザッツ)に似た、イタリアンモダンを感じさせるものとなっている。

スタイリング上の最大の特徴は、極太のリアクォーターピラー(Cピラー)だろう。多くのミニバンがこの部分にウインドウを配置しているのに対して、スパイクはこの広大なスペースをメタルパネルとしているのだ。これは大型バスや鉄道車両のデザインに通じるもので、スパイクを特別なモデルに見せるのに充分な効果を発揮している。

またフロント4灯ヘッドランプ、クリアレンズ式のリアコンビランプなど、上質感を感じさせる演出が目白押しだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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