ホンダは、スモールカーの『フィット』に1.5リットルエンジンを搭載車の「1.5T」を追加して13日から発売する。
新グレードの1.5Tは、高出力と20km/リットルの優れた低燃費を両立した新開発1.5リットルVTECエンジンと、ステアリングに配したスイッチで7速のシフトチェンジを可能にする新開発の「ホンダマルチマチックSプラス7スピードモード」を搭載した。さらにサスペンションセッティングの最適化で、爽快な走りを実現した。
『インサイト』から継承したエンジン技術とフィット、『モビリオ』の「i-DSI」エンジンから継承した低燃費技術に加え、アルミロッカーアームを採用したローラー同軸VTEC機構を搭載、軽量コンパクトなエンジンを開発した。
また、自動無段変速のホンダマルチマチックSに、ステアリング手元のスイッチでマニュアル感覚のシフトチェンジも楽しめる7スピードモードを搭載した。ステアリングから手を離さずマニュアル操作を可能とするなど、3つの走行モードが楽しめる。
専用色2色を用意するとともに、ブラックを基調にした専用インテリアや14インチアルミホイールなどを標準装備した。
価格は、FFが135万円、4WDが153万円と驚異の低価格に設定した。販売目標はシリーズ合計で月2万台。