【トヨタ『プロボックス/サクシード』発表】ビジネス専用デザインの理由

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【トヨタ『プロボックス/サクシード』発表】ビジネス専用デザインの理由
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従来の商用バンは乗用のワゴンをもとに、装備を簡略化して仕立てたものが基本だった。しかし『プロボックス/サクシード』は、シャーシから専用のものが開発された。その理由をデザイナーにうかがった。

デザインを担当したトヨタ自動車第2開発センター・第2デザイン部特命グループ長の市野善清さんによると、「今までの方法は無駄が多かった」という。 「今までは乗用ワゴンの部品をはぎ取って、バン用の部品を取り付けたり。しかし商用バンを徹底的に追求すると、乗用バンの流用ではユーティリティに限界が出てくる。そのためにも流用ではなく、商用として“これ一台で完結”というものを作りたかった」と語る。

そこで気になるのはコストの面。開発費も専用で負担になるわけだ。市野さんによると「過去の『カローラバン』や『カローラバン』の例を出すと、10年近くのロングライフ商品。プロボックス/サクシードでも長いスパンで見れば、丸っきり新しく作ってもコストは(派生車と)変わらない」とのこと。

なおインタビューした市野さんは、『ヴィッツ』『ファンカーゴ』『bB』のデザインを担当。肩書きの特命グループとは、トヨタ第2デザイン部の中において、主に先行開発を行なう部長直属の部門。

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《レスポンス編集部》

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