米国株式の先行きなど不透明感が強く、全体相場は反落。自動車株は高安まちまちとなった。
トヨタ自動車が前日比90円高の3440円と続伸。5月8日に発売した『ist』が1ヵ月で4万2000台の受注(目標1万5000台)と好調で、外資系証券経由で買いが入っていた。ホンダも100円高の5440円と続伸した。
米GMと富士重工業、いすゞ、スズキの4社の、共同購買に向けたプロジェクトチームの設立が報じられたが、日本メーカー3社の株価の反応はいまひとつ。富士重工は2円高の598円と小幅高、いすゞは85円、スズキは1583円でともに変わらずだった。
日産自動車が10円安の914円と3日ぶりに反落。利益確定の売りが優り、出来高は前日の半分程度に細った。マツダ、三菱自動車工業もさえない。