ホンダはこれまで排気量1.3−1.5リットルのスモールカー&コンパクトカー用のパワーユニットをツインプラグ方式の「i-DSI・SOHC」、2.0リットル以上を「i-VTEC・DOHC」方式でエンジンの新世代化を進めてきた。これらの中間にあたるコンパクトカー用エンジンは、DOHCに発展する模様。
現行中間クラスは1.5−1.7リットルのSOHC・VTECユニットで対応している。いずれはこちらも世代交代するとの方針を明らかにされていたが、ツインプラグ方式かDOHCでの対応かについてはスタンスを示されていなかった。
DOHCで対応するとなると1.5だけはツインプラグ方式との併用になる。情報筋によると9月にもDOHC化の第1弾として『フィット』のスポーツバージョンに搭載されるが、8月に『シビック』がマイナーチェンジされるから、こちらに先行搭載する可能性もあるという。