イタリアでの報道によると、ルーベンス・バリケロが雇い主であるフェラーリから大幅な賃金カットを命ぜられており、受け入れなければチームを解雇されることになるという。
バリケロはオープニングラップでの事故と2つのメカニカルトラブルによって今季はまだ完走がなく、フェラーリではすでにワールドチャンピオンのパートナーとなるべく若い才能探しに着手、バリケロには2003年のサラリーの大幅減額を提示したという。
同僚のミハエル・シューマッハは現在の契約終了後も引き続きフェラーリと契約を延長するものと見られ、セカンドドライバーにはマクラーレンのキミ・ライコネンのような若くて将来性のある存在を求めているという。
第一候補と考えられているのはザウバーのフェリペ・マッサ。フェラーリはエンジン供給先として関係の深いザウバーで若き才能を育ててもらい、2003年からシューマッハのチームメイトとして迎え入れるつもりだと予測されている。
バリケロは2000年にフェラーリ入りして以来、ナンバー2として活躍をしていたが、最近ではシューマッハとの待遇の違いへの不満を公に語るようになっていた。