ホンダが最新型燃料電池車の国内での公道テストを開始

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ホンダが最新型燃料電池車の国内での公道テストを開始
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ホンダは1日、最新型燃料電池車『FCX-V4』の国内での公道テストを今月から開始すると発表した。同社研究所の周辺だけでなく都内や高速道路などでもテストする。

同社はこれまで国内では第3世代の燃料電池車『FCX-V3』の公道テストを行ってきた。V4は米国では昨年から公道テストを開始している。日本では先月、2台が国土交通大臣の認定を取得し公道テストができるようになった。

V4は高圧水素タンクの気圧を従来の250気圧から350気圧に拡大し水素の貯蔵量を拡大。これにより航続距離を180kmから315kmに延長した。350気圧の高圧水素タンクを搭載した燃料電池車が国土交通大臣の認定を取得し公道テストを行うのは国内では初めてだという。

さらにV4ではタンクの装着場所を後部座席背面から床下へと変更することで十分なトランクスペースを確保しより市販モデルに近い仕様とした。ホンダは2003年に燃料電池車を実用化する計画を示している。国内での公道試験でデータを蓄積し市販モデルの開発につなげる。

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《編集部》

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