日産、燃料電池車開発でアメリカ企業と提携

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日産自動車は燃料電池開発でアメリカ企業と提携することが明らかになった。日産は2005年をめどに燃料電池自動車(FCV)を商品化する計画で、これに搭載する燃料電池を共同開発する。これは提携先となるユナイテッド・テクノロジーズ(UT)が現地で発表したもの。同社の燃料電池開発子会社であるUTCフューエルセルズが日産と組み燃料電池システムを共同開発する。

日産はルノーと共同で燃料電池車開発を進めており、2001年からの5年間で約850億円を燃料電池車開発に投資する計画。燃料電池は自動車以外の用途にも期待されている。このため専門の燃料電池開発会社と組むことで商品化の際の開発コスト負担を減らすという計画のようだ。

日産は具体的な燃料電池車の発売時期を明確にしていないが、2005年までには商品化のための研究開発を完了するとしている。

《編集部》

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