全体相場は5日ぶりに反発。米国株式は前日で4日続落となったが、ここまでの下げが大きかっただけに買戻しの動きが優勢となった。米ブッシュ大統領の来日、G7(先進7カ国蔵相会議)などを控え、景気対策への期待が高まっている。市場全体の動きと連動し、自動車株も一時下げたが、最終的にはほぼ全面高となった。
日産自動車が、前日比17円高の720円と続伸。前日発表された1月の新車販売台数で、『キューブ』『セレナワゴン』『ウイングロード』がベスト10にランクイン。販売が上向いてきたことが評価され、外資系が中心に買いが入った。
トヨタ自動車は80円高の3340円と4日ぶりに反発。三菱自動車工業、マツダは続伸した。新型軽ワゴン『That's』(ザッツ)を発売するホンダは、一時5050円まで下げたが、終値は30円高の5140円と3日ぶりに反発した。
この日下げたのは、スズキと日産ディーゼル工業のみ。