国土交通省は17日、粒子状物質低減装置の性能評価制度を新設すると発表した。車両総重量3.5トン以上で、短期規制前のディーゼル自動車に装着するDPFや酸化触媒が対象。“合格”すれば、国や自治体による装着補助制度が受けられる。
同様の制度は、すでに東京都が実施しており、これまでに20型式が指定を受けている。国の制度は、PM(粒子状物質)の規制値や耐久試験などで、東京都の基準よりやや厳しいという。東京都と一部の試験方法が異なることもあり、メーカーからは「2重規制だ」との不満も聞かれそうだ。
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