1DIN型レシーバーとして高い人気を獲得しているケンウッドの「919」シリーズ。2002年CESではそのニューモデルが早くもお目見えした。その中核となるCDレシーバー『KDC-MP919』はMP3再生にも対応したのはもちろん、CD-R/RWで記録したCDの再生も可能というこれまでの特徴をそのままに、一段と高級感あふれるデザインとなっている。
ディスプレイを大型化したことで、周囲のキースイッチがやや小さめになってしまっているのはケンウッドの常だが、レベルコントロールには使いやすい回転式を採用。ディスプレイには3DファインドットFL管を採用してその表現力をアップ。視認性も高そうで、多くのユーザーに受け入れられそうだ。
サウンド面では最大出力を50W×4chとし、多彩なセットアップを可能にしたプリ・プログラム・トーンコントロールシステムも搭載している。また、リモコンには使いやすい10キーやCDテキストの読み込みも可能にするなど、ケンウッドのハイグレードモデルにふさわしい質感を備えたモデルとなった。