早朝の交番襲撃、カーチェイスに発砲---日本も変わってきました

自動車 社会 社会

13日、千葉県芝山町にある千葉県警・成東警察署芝山交番を、クルマとバイクで乗りつけた14人前後のグループが襲撃。勤務していた2人の警察官に襲い掛かるという事件が発生した。現場が成田空港に近いことから、警察では過激派と暴走族の両面から犯人の特定を行っている。

事件が発生したのは13日の午前6時30分頃で、芝山交番で勤務をしていた2人の警察官に向かい、クルマ3台とバイク1台から降りてきたいずれも20歳代の男たちが突然襲撃。持っていた鉄パイプや消火器などで襲い掛かった。

男たちはそのままクルマで逃走したため、2人の警察官はパトカーで追跡を開始。交番から約1km離れた場所で男たちの集団に追いつき、助手席にいた43歳の巡査部長がそのうちの1台である軽トラックの荷台に飛び乗った。男たちは警官が乗った後もジクザク走行を繰り返したため、この巡査部長はリアガラスに向けて2発、運転席の窓に向かって2発の威嚇発砲を行った。その後、この巡査部長はクルマから振り落とされ、全身にすり傷をつくる軽傷を負った。軽トラックから振り落とされる直前には80km/hまで加速していたという。

千葉県警では交番を襲撃し、警察官を80km/hで振り落とすなどの行為を極めて悪質と判断し、殺人未遂容疑で捜査を続けている。現場は成田空港に近いことから、過激派と暴走族の両面から追跡を行っている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集