正確に言うのなら、『第2回・大阪モーターショー』で展示されているのは国産車のみで、輸入車については『第40回・大阪輸入車ショー』での展示となる。もっとも、同一の会場、同一のチケットで入場できるのだから、両者は一体化しているといえる。
さて、そんな輸入車ショーの会場で、一際注目を集めていたのがBMWのブース。特にこれが大阪初公開となる新型『ミニ』のブースだ。東京ショーでも観客たちの注目を集め、手頃といえる価格設定から購買意欲も加速させていたミニだが、それはこの大阪でも全く変化が無かった。
シートに座ってみたいという人たちの列は途切れることがなく、その中には女性の姿が多いことも特徴のひとつだ。フィアット『プント』なども同じセグメントに入るはずなのだが、こちらに関心を持つのは男性の観客が多く、それだけに女性が関心ありげにミニを見るというのが目立っていた。
ブースの正面でフィアットのパンフとミニのパンフを見比べていた20代の女性に話を聞いたのだが、車内の質感やデザインともにミニの方が勝っていたとのこと。「お金がたまれば買いたい」という人は意外に多く、発売が始まったら大阪の街にもミニがあふれるかもしれない。