米国株市場の反落を受けて安く始まったが、外為市場での円売り・ドル買い介入を好感して全体相場は反発。1ドル=119円台に円相場が反落したため、自動車株は大手3社を中心に堅調な動きとなった。
日産自動車は、前日比13円高の492円と3日続伸。一時20日以来4営業日ぶりに500円台を回復したが、利益確定の売りに押された。出来高は市場第1位。トヨタ自動車が95円高2945円、ホンダ210円高3830円とそろって反発。円高傾向に一服感が出たこと、決算対策の持ち合い解消の売りが一巡したことで、大手投資家の買いが入っている。
富士重工業が続伸し、マツダは反発した。いすゞは、前日比変わらずの117円。この日、都内の本社ビルを第一生命に、金融子会社をオリックスに、それぞれ売却することを発表した。