スズキとGMは29日午前、東京都内で記者会見を開き、「戦略的提携の成果」を報告した。会見には鈴木修(スズキ会長)、ジョン・スミス(GM会長)、ルドルフ・シュレイス(GM副社長、GMアジア大平洋地域社長)らが出席した。会見ではまず、28日のスズキ株主総会で、スミスGM会長のスズキ取締役への就任が承認されたことが報告された。続いて鈴木スズキ会長が世界各地のスズキ/GM合弁事業の成果(生産台数)を報告、それを受けてスミスGM会長が今後の提携事業計画を語った。それによると、両社はすでに「アジアカー」の『YGM-1』コンセプトを開発中だが、同じくアジア向けに派生車を検討中であるという。さらに北米向けに、まったくの新型車を共同開発するという。GMのネット事業eGMへのスズキの傘下、やはりGMの車載情報システム、オンスターのスズキ車への採用も考えられる。技術面では燃料電池や、日本市場向けの小排気量エンジンの開発で両社の関係を密にしていく。そしてシュレイスGM副社長が、YGM-1の秋からの量産化とシボレー『クルーズ』という車名を発表した。
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