先日「まだあきらめない」とタイトル獲得へ意欲を見せたミカ・ハッキネン。しかし97年ワールドチャンピオンのジャック・ビルヌーブ(BARホンダ)は、デイビッド・クルサードはチームのマクラーレンとチームメイトのハッキネンから100%のサポートを受けるべきだと語る。
「デイビッドは過去に何度もミカを助けてきたんだから、いまはミカが彼を支えてあげるべきだと思うよ。現実的に見てもデイビッドは今シーズン、最高の走りをしているドライバーの一人だ。チームをコンストラクターズの2位にランクさせているのは彼なんだし、その彼がタイトル争いの中心にいるのだから、彼を全力でサポートするのが当然だ」と、クルサードの立場を擁護した。
現在ランキングトップを走るミハエル・シューマッハは58、クルサードが40ポイントを獲得。ハッキネンは8ポイント。ちなみにビルヌーブはクルサードの大親友として知られた関係だ。