ホンダは17日、原動機付自転車『クレア スクーピー』と『ディオ』の制動装置に不具合があったとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2000年12月から2001年3月29日までに生産された2万6485台。これまでに不具合件数が1件報告されている。
これらのスクーターでは、前後輪の制動を連動させる装置の構造が不適切なため、左ブレーキレバーを操作した状態でハンドルを左右に切るとケーブルがブラケットに挟まり、最悪の場合、右側レバーを操作しても前輪ブレーキが作動しなくなるおそれがある。