国土交通省は、PM(粒子状物質)の排出を抑制するDPFについて評価手法を検討する。
DPFは全てのディーゼル車に装着可能な状況では無いものの、車種、走行条件を限れば一部装着可能だ。東京都も2003年からDPFを装着していない古いディーゼル車の都内の走行を禁止する方針だ。
こうしたことから国土交通省では、DPFについて排出ガス低減性能、再生機能、耐久性の評価手法を検討するため「粒子状物質低減装置評価手法検討会」を設置して検討することになった。第一回の検討会は30日に開かれる。
DPF装着義務付けを打ち出している東京都では、条例に適合するDPFかを個別に判定するのに、この検討会が決める評価手法を導入すると見られる。