スズキが、前週末比70円高の1230円。3日続伸で勢いが止まらない。引き続き材料視されているのは、日産との軽自動車分野における提携話。日産へのOEM供給で、従来から努めてきたコスト削減にさらに磨きがかかると評価する声が多い。さらに、来年以降の新車ラッシュから業績向上が期待されている。
この日は、13日発表のアナリストレポートで2000円〜2200円を目標株価としたメリルリンチなど、外資系証券の買いが主体。外国人投資家の資金も、同社株に流入している模様だ。
半面、提携相手の日産自動車は、前週末比10円安の658円と3日続落。株式市場では、今回の提携策はスズキ側のメリットだけが注目を集めている格好だ。
マツダは、フォードとの小型ガソリンエンジン統合の断念を報道されたが、前週末比5円高の290円と株価は堅調だった。