ミハエル・シューマッハが21年ぶりにフェラーリへタイトルをもたらしたことにより、3年連続でのワールドチャンピオンへの夢が潰えたミカ・ハッキネン(マクラーレン)。シーズン中に何度も引退の噂がささやかれていたハッキネンは、実は今シーズンのタイトルを獲得したら引退するつもりであったことを告白した。
「3つめのタイトルを獲得したとき、僕は間違いなく引退すると思う。でも今は勝利へのモチベーションが残っているから、まだ辞めるつもりはないよ」
91年にF1デビューを飾ったフライング・フィンももう32歳。誰もが認める偉大な敗者:ミカ・ハッキネンは3回目のタイトルを狙って戦い続ける。