フォードでは1989年からSUVオーナーに対し、タイヤの空気圧を低く設定する様呼び掛けていたことが判明した。
フォードによると『エクスプローラー』の車両安定性がタイヤの空気圧を高めることで著しく低下したため、ユーザーに対し26psi(1.8kgf/平方cm)という低い空気圧の設定を勧めていたと言う。タイヤの空気圧を低くすることにより車は安定、横転事故の危険性は減少するが、同時に高速運転時でのタイヤの過熱は高まる。
フォードでは現在この低い空気圧とファイアストン・タイヤの破裂事故との関連性を調査中。しかしフォードでは引き続きユーザーに対し空気圧を低く設定するよう呼び掛けている。