大気汚染の原因はやっぱりディーゼル!? 運輸省が石原都知事フォロー

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運輸省が発表したディーゼル車の黒煙など、排出ガスの街頭検査の実施結果によると関東、中部、近畿の都市部は11.9%と、全国平均の2倍近い実態が明らかになった。都市部を走るディーゼル車の10台に1台以上が基準値を上回る黒煙を排出している。

運輸省は今年から、6月と10月をディーゼル車の排ガス対策の重点期間に定め、黒煙などの排出ガスの状態が特に悪いディーゼル車を中心に、街頭検査を実施した。

この結果、全国平均としての整備不良率は6.0%だったが、東京、大阪、名古屋を中心とした大都市圏では、整備不良率は11.9%まで跳ねあがる結果になった。この中で「著しい整備不良」と認定されたのは全部で40台だったが、このうち28台が都市部で発見された。整備不良で黒煙を撒き散らして走行するディーゼル車が都市部に多く、それが大気汚染の原因となっている事実が明確になったことで、東京都の石原知事がどのような対策に乗り出すのか、目を離せない状態はまだまだ続きそうだ。

《レスポンス編集部》

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